あきる野百科事典

 ここでは、あきる野市図書館に寄せられたレファレンス事例集の中から、主にあきる野市の地理・歴史・文化・行政等に関するものを紹介します。

  「あきる」の語源は?
  市内の寺社について調べたい
  あきる野市にあった城について知りたい
  市内の農村歌舞伎について知りたい
  五日市鉄道について知りたい
  この頃よく見かける「森っこサンちゃん」って何ですか?
  五日市音頭ができた年と作詞・作曲・歌手は?
  市内に七福神めぐりコースはありますか?
  どんど焼きについて知りたい
  字名の由来を知りたい
  あきる野市内の動物について調べたい
  あきる野市内の図書館の利用状況を知りたい


「あきる」の語源は?

 川(秋川)が氾濫して畔(あぜ)を破壊するので"畔切"で"あきる"となった説や新羅系渡来人キシ集団がこの地に入ったとき、自分たちが信奉する新羅の女神アカル姫を持ち込み、この"アカル"姫が"あきる"に転じたとする説、アイヌ語の"葦が茂った道筋"を意味する"アキル"からとする説など諸説ありますがはっきりとしていません。少なくとも平安時代後期には地名として使われていたようです。

参考資料

  ・『秋川市史』 06-213-ア
  ・『秋川市地名考』 06-291-ア
  ・『あきる野むかしむかし』 06-213-ア
  ・「郷土あれこれ」第1号 06-213-キ

市内の寺社について調べたい

 あきる野市には歴史ある神社、仏閣、文化財などが数多くあります。
 「あきる野市文化財マップ」(あきる野市教育委員会)には、宗派や概要説明・地図がわかる寺院一覧や、神社一覧が掲載されています。あきる野市のホームページからも"あきる野市の寺社"で検索することができます。
 詳しく調べたい場合は、『秋川市史』『五日市町史』『秋川市の文化財』『五日市町の文化財』『無漏西遊 秋川流域の寺々』『西多摩神社誌』などをご覧ください。
 「あきる野百景」などの市発行パンフレットにも紹介されています。
 図書館では、多くの地域資料を揃えています。ぜひご覧ください。

参考資料

  ・「あきる野市文化財マップ」 06-709-ア
  ・『秋川市史』 06-213-ア
  ・『五日市町史』 06-213-イ
  ・『秋川市の文化財』 06-709-ア
  ・『五日市町の文化財』 06-709-イ
  ・『無漏西遊 秋川流域の寺々』 06-185
  ・『西多摩神社誌』 05-175

あきる野市にあった城について知りたい

 『東京都遺跡地図』には、戸倉城・網代城・二宮城・二城城(にじょうじょう)の城跡が記載されています。ただし二宮城があった場所については諸説あるようです。他にも小川城(法清寺)、伊奈城(松岩寺の裏山)、阿伎留城(三内神社)などがあったとする記述がいくつかの資料に見られます。詳しくは以下の参考資料をご覧ください。

参考資料

  ・『東京都遺跡地図』  最新版はインターネットでご覧いただけます→http://tokyo-iseki.jp/
  ・『秋川市史』 06-213-ア
  ・『五日市町史』 06-213-イ
  ・『あきる野むかしむかし』 06-213-ア
  ・『多摩丘陵の古城址』 01-291-タ
  ・『日本城郭大系 5』 291-ニ 

市内の農村歌舞伎について知りたい

 現在、公演を行っているのは「栗沢一座(市川一座とも)」と、「秋川歌舞伎あきる野座」、「菅生一座」の三座です。また、明治42年に建立され、もともとは歌舞伎公演をほかから招致する目的で作られた"菅生の組立舞台"は、釘を一本も使っていない木造の舞台で、昭和50年2月には東京都有形民俗文化財に指定されています。

参考資料

  ・『秋川歌舞伎』 06-386-ア
  ・『秋川市史』 06-213-ア
  ・「秋川市史研究」第1号 06-213-ア

五日市鉄道について知りたい

 五鉄(ごてつ)と呼ばれ親しまれていた五日市鉄道は、現在のJR武蔵五日市線の前身であり、大正14年4月に石灰石輸送を目的とし、武蔵五日市-拝島間が開通しました。その後、武蔵五日市から石灰鉱山のある武蔵岩井までの路線と、拝島から立川まで青梅線の南側を並行する路線が開通し、全長は現在の五日市線の約2倍ありました。

参考資料

  ・「五日市鉄道~その開業当時と現在の変遷~」 07-686-イ
  ・「多摩のあゆみ」第11号 01-213-タ
  ・「多摩のあゆみ」第70号 01-213-タ
  ・『多摩の鉄道沿線古今御案内』 01-686-イ

 【あきる野市デシタルアーカイブ新聞記事検索】
  読売新聞 1994年09月30日朝刊 / 朝日新聞 2000年04月08日朝刊
  産経新聞 2000年04月16日朝刊 / 東京新聞 2007年4月04日朝刊
  西の風  1989年12月01日   / 西の風  1990年01月12日
  (※サイト上で新聞記事の閲覧は出来ませんので、図書館までお越しください)

この頃よく見かける「森っこサンちゃん」って何ですか?

 '環境都市あきる野'の実現に向けたあきる野市のイメージキャラクターです。
森っこサンちゃん
 トウキョウサンショウウオがデザインのモチーフとなっており、平成23年、公募により決定しました。あきる野市の豊かな自然環境や'郷土の恵みの森づくり'の取組などをたくさんの方に知っていただくため、「広報あきる野」をはじめ、各種イベントに活用しています。トウキョウサンショウウオは昭和6年に市内の草花丘陵で発見され、現在も市内の里山に生息していますが、絶滅危惧種に指定されています。

参考資料

  ・『あきる野市くらしの便利帳 2014』 06-318-ア
  ・「森林レンジャーあきる野新聞 2012年6月号」 80-654-ア

  【森っこサンちゃんのお部屋】(あきる野市ホームページ)→   http://www.city.akiruno.tokyo.jp/0000004290.html

五日市音頭ができた年と作詞・作曲・歌手は?

 現在、五日市音頭と呼ばれ親しまれているのは、「新五日市音頭」で、『五日市町史』や『五日市の百年』には昭和36年(1961)8月2日に発表されたと記されています。作詩:林十四路、作曲:三界実義、編曲:松尾健司、唄:花村菊江・松下真也です。
 また、旧五日市音頭については、毎年のように質問がある事例ですが、詳しいことはわかっていません。音源の形についても、市内の図書館に資料がないため不明となっています。

参考資料

  ・『五日市町史』 06-213-イ
  ・『五日市の百年』 06-213-イ

市内に七福神めぐりコースはありますか?

 「武蔵五日市七福神」があります。平成22年の正月に初開帳を迎えた比較的新しい七福神です。
 正光寺の弁財天、大悲願寺の大黒天、下町地蔵堂の恵比寿天、番場地蔵堂の毘沙門天、玉林寺の福禄寿、光厳寺の布袋尊、徳雲院の寿老人を巡ります。武蔵五日市七福神実行委員会・武蔵五日市七福神霊場会発行のパンフレットにモデルコースが掲載されています。また、ホームページ「武蔵五日市七福神」に詳しいご案内があります。

参考資料

  ・「武蔵五日市七福神」(パンフレット) 06-387-ム
  ・「広報あきる野 平成24年12月15日号」(カウンターでお尋ねください)
  ・「新ハイキング 2011年1月号」 06-291-シ
   (※注:平成25年1月より、一部コースの変更がありました)

どんど焼きについて知りたい

 どんど焼きは地域により異なりますが、小正月(1月15日)頃に行われる伝統行事です。田んぼや川原にやぐらを組み、門松・しめなわ・だるま・お札などの正月飾りを持ち寄って焚き上げます。この火で焼いた団子(まゆ玉)を食べ、無病息災や五穀豊穣を願います。どんど焼きの呼び名は様々あり、賽(さい)の神、左義長(さぎちょう)、どんどん焼き、とんど焼きなどの名前で呼ばれています。

 【あきる野市デジタルアーカイブ新聞記事検索】
  毎日新聞 2011年01月16日朝刊 / 朝日新聞 2009年01月18日朝刊
  読売新聞 1987年01月16日朝刊 / 西の風  1989年01月20日
  西の風  1990年01月18日   / 西多摩新聞 2005年01月21日
  (※注:サイト上で新聞記事の閲覧は出来ませんので、図書館までお越しください)

  各地域のどんど焼きの風景を写真でご覧いただけます。

参考資料

  ・『秋川市史』 06-213-ア
  ・『秋川の年中行事』 06-386-イ
  ・『[ふるさと東京]祭事祭礼』 386-3

字名の由来を知りたい

 あきる野市は平成7年に秋川市と五日市町が合併して誕生しました。近現代の行政区画の変遷や両市町の行政地名は「角川日本地名大辞典 13 東京都」が参考になります。また、「旧村地名」であれば「日本歴史地名大系」などの地名事典に掲載されています。
 「郷土あれこれ第18号」には、江戸時代にあった30の村名について、読み方のルビも付けて5ページにわたって解説があります。
 旧秋川市域については、歴史的な地名の解説から大字ごとに順を追って小字、小地名などの掲載がある「秋川市地名考」が参考になります。
 旧五日市町域では「五日市町の古道と地名」の地名篇に、代表的な字名が取り上げられています。この他、五日市広報より抜粋した「五日市の自然」には地名のカタカナ索引があり、読みから調べることができます。

参考資料

  ・『五日市町の古道と地名』 06-291-イ
  ・『郷土あれこれ第18号 あきる野地名考その2』 06-213.6-キ
  ・『秋川市地名考』 06-291-ア
  ・『秋川市史』 06-213.6-ア
  ・『村誌 戸倉』 06-213.6-ソ
  ・『五日市の自然 -五日市広報より抜粋-』 06-400-イ
  ・『武蔵名勝図会』 01-291-ウ
  ・『多摩の地名』 01-291-ホ
  ・『多摩の地名語源考』 01-291-ス
  ・『新編武蔵風土記稿 第六巻(大日本地誌大系)』 291-シ
  ・『角川日本地名大辞典 13 東京都』 R-291-カ
  ・『日本歴史地名大系 13 東京都の地名』 R-291-ニ
 

あきる野市内の動物について調べたい

 比較的新しい資料としては、平成21年度~23年度に地質、植物、動物の各分野を市民参加で調査した「あきる野市自然環境調査報告書」があります。
 報告書は、図書館4館で所蔵しているほか、あきる野市のホームページでも公開をしています。
 また、市役所4階情報公開コーナー、五日市出張所(環境政策課)、中央公民館、五日市郷土館、二宮考古館でも閲覧することができます。
 この報告書をもとに作成したリーフレット「知って守ろう あきる野市の自然」も、簡潔にまとまった便利な資料です。
 秋留台地を中心に哺乳類、両生類、鳥類、魚類、昆虫類などの記載のある「秋留台の自然」や、横沢入り地域の動物について記載のある「里山-五日市丘陵・横沢入りの自然と歴史」や西多摩地区の野生哺乳類を目撃情報からまとめた「西多摩地区に生息する野生哺乳類の地理的分布」など、地域や対象によって、多くの資料があります。
 参考資料に掲載しましたので、ご活用ください。※( )内は主な分野

参考資料

あきる野市自然環境調査報告書 06-519-ア (哺乳類・両生類・鳥類・魚類・爬虫類・昆虫類)
あきる野市植物・水生昆虫調査報告書 平成8年度あきる野市水辺生物研究会による秋川・平井川の調査報告書 あきる野市水辺生物研究会/調査・編集 06-486-ア (昆虫類)
水生昆虫及び魚類等調査 06-486-ス  (昆虫類・魚類)
森林レンジャーあきる野活動報告書 06-654-シ (哺乳類・両生類・鳥類・爬虫類・昆虫類)
秋留台の自然 06-400-ア (哺乳類・両生類・鳥類・魚類・昆虫類)
五日市の自然 06-400-イ (鳥類・魚類・昆虫類)
里山:五日市丘陵・横沢入の自然と歴史 06-400-ム (哺乳類・両生類・鳥類・昆虫類)
横沢入イラストマップ 06-400-ヨ (哺乳類・両生類・鳥類・爬虫類・昆虫類)
秋川の自然 06-450-ヘ (哺乳類・両生類・鳥類・爬虫類・昆虫類)
水べの生きもの 06-486-ミ (昆虫類・両生類・貝類)
鳥はともだち 06-488-イ  (鳥類)
東京秋川鳥紀行 06-480-ニ (鳥類)
西多摩地区に生息する野生哺乳類の地理的分布 05-480-シ (哺乳類)
トウキョウサンショウウオ:この10年間の変遷 05-452-ト (両性類)
多摩川中流域の丘陵部における里山昆虫の研究 05-486-ク (昆虫類)
知って守ろう あきる野市の自然(リーフレット) 06-450-シ (哺乳類・両生類・鳥類・爬虫類・昆虫類)
秋川の魚たち AKIGAWA FISH MAP(リーフレット) 06-400-ア (魚類)
川ガキマップ(リーフレット) 06-400-カ (鳥類・魚類・昆虫類)
  

あきる野市内の図書館の利用状況を知りたい

 図書館では、毎年度図書館事業の報告書を作成し、公開しています。利用状況等については、図書館活動の報告ページから知ることができます。
 


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